包茎と病気の関係。包茎が原因で発症しやすい病気についてまとめてみた。

包茎と病気の関係。包茎が原因で発症しやすい病気についてまとめてみた。

包茎の悩みは男のコンプレックスとしてよく知られた存在ですが、その悩みの原因は「見た目のカッコ悪さ」からくる羞恥心です。

しかし、包茎は見た目のカッコ悪さだけでなく、病気との因果関係も医学的に証明されていて、放っておくと病気を発症させてしまう恐れもあります。

包茎を放置しておくことで、どのような病気が発生してしまうのか。

この記事では、そんな包茎と病気の関係。包茎が原因で発症しやすい病気について、まとめてみました。

包茎が病気になりやすい原因はあの存在。

包茎が原因で病気になってしまうのは、医学的に証明されていて、放置しておくことで様々な病気を引き起こす原因ともなります。

包茎が病気になりやすい原因としては、尿素や精液のカスが雑菌と混じって発生するあの恥垢の存在が一番の原因です。

つまり、包茎の形自体が問題なのではなく、この恥垢が大変溜まりやすいといった事が影響していて、特に亀頭周りやカリを掃除が困難な真性包茎やカントン包茎はより病気のリスクが高くなります。

包茎で発症しやすい病気について。

包茎を放置していたり、不衛生にしておくことで、どのような病気が発症しやすくなるのかみていきましょう。

性感染症

性行為をして感染する病気、いわゆる性病です。

こちらは男性側だけの問題ではなく、パートナーである女性に感染させてしまう恐れもありますし、反対に女性から移されるケースもあります。

性行為による粘膜や体液の交換で感染しますが、包茎状態だと清潔に保つ事がズル剥けと比べて難しく、清掃したと思っても恥垢が溜まっているケースもあります。

コンドームの着用で予防はできますが、子作りなどにも影響してきますので完治を考えれば早めの治療が近道でしょう。

亀頭包皮炎

亀頭包皮炎が起こりやすい原因として、こちらも包茎による恥垢の滞留が挙げられます。

普段から包皮に守られた亀頭は、外部との接触に弱く傷がつきやすかったり腫れやすい傾向があります。

皮が被ってムレやすいので、雑菌も発生しやすく炎症や膿を発症したりします。

できるだけ恥垢を取り除き、毎日こまめに洗うことが大事ですが、包茎である事自体が清潔に保ちにくいといった事情がありますので、長期的にみて治療しておくとよいでしょう。

陰茎ガン

一番怖いのが、この陰茎ガンです。

発症される方はかなり少ないですが、自覚症状もない病気のため発見された時にはかなり進行してしまっているケースも少なくありません。

最悪の場合は、大事なペニスを切除したり命を落としてしまう場合も考えられます。

特に包皮口が狭く完全に亀頭が隠れてしまっている真性包茎や、それに近いカントン包茎の方は早期に治療をしておく必要があります。

まさか自分が…。と後悔する前に。

性病や亀頭包皮炎は、恥垢が溜まりやすい包茎を放置していたり、不衛生な状態である事で発症しますが、ほとんどの方が「自分は大丈夫だろう。」と思い込んでいます。

クリニックに相談に来られる方も、みなさん始めはそのように思っていて、性感染症である淋病やクラミジアと診断された時に「まさか自分が病気にかかるとは思っていなかった。」と思われます。

性病や炎症を起こすと、性行為もお預けになりますし、自分の欲望だけで強行突破すれば、パートナー女性にも迷惑がかかります。

清潔を保ち、コンドームを上手に活用して感染防止に努めるようにしましょう。

まとめ

いかがだったでしょうか?

包茎と病気の関係は医学的にも証明されており、放置しておくことで見た目のカッコ悪さだけでなく、様々な病気を引き起こすリスクが高くなってしまいます。

性感染症や亀頭包皮炎など、包茎で恥垢が溜まりやすくなることで発症しやすくなり、自分だけの問題ではなくパートナー女性にも感染させてしまうリスクがあります。

自分は大丈夫だろう。まだ仮性包茎だから問題ない。

このように包茎のリスクから目を背けるのではなく、しっかりと包茎のリスクを理解して受け止め、適切な対処を早めにやっていくことが、セックスライフを安心して楽しむためにも必要ではないでしょうか?

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今回の内容がお役に立てれば幸いです。